犬クン村の新しい仲間「人造人間キカイ子」爆誕!

こんにちは。犬クン管理人です。
最近、マン子に続く新しい「昭和の特撮ヒーロー系キャラ」を犬クン村に迎え入れた。
奇抜なデザインが魅力の「人造人間キカイダー」を女体化した「人造人間キカイ子」である。
天才科学者の光明寺博士が、悪の組織「ダーク」に対抗するべく開発した人造人間キカイダー。卓越した性能を持ちながらも、良心回路が不完全なために異様な外見となり、善と悪の狭間で苦悩する異質のヒーローだ。
赤、青、黄色の原色を目一杯使ったド派手なカラーリング、見る者を落ち着かない気持ちにさせる左右非対称の身体、ゴチャゴチャピカピカしててよく分からないけど、何となく「すっげー!」と思わせる頭部のメカ類、かっこ良くてめちゃ速そうなサイドマシーン… 昭和のヒーローでこんだけ目立つ格好をしている奴は、そうはいないであろう。
もっとも、物心がついた時にはキカイダーの放送はすでに終盤に差し掛かっており、私はどちらかというと「光り輝く太陽電池のゼロワン」世代なのだが、安定感のあるゼロワンよりも頭の形がいびつでタレ目気味のキカイダーの方に魅力と親しみを感じていた。
キカイ子を登場させようと思ったきっかけは、タガログ語レクチャーその129「スーソ」のBGMとして紹介した、ジミ・ヘンドリックスの「Foxy Lady」。
卓越したギター演奏技術、当時白人が主体のロックシーンに突如現れた「異質」のスーパースター、奇抜なパフォーマンス…そんなジミとキカイダーが、私の頭の中でダブったのである。
そんなわけで、キカイ子の人間態である「ジミー」は、キカイダーの人間態であるジローにジミ・ヘンドリックス的な要素をプラスしたキャラになっている。「登場か興行か?」の回で、ジミーが右利き用のエレキを左手で弾いているが、あれはジミのプレイスタイルをパロっているのである。
キカイ子の方は、キカイダーをモデルにしてはいるものの、例によってキャラ設定は大幅に異なる。
以下、キカイ子の基本設定。
マサル子の母親で天才科学者のショージョージ博士が、自分をクビにした悪の組織「抱ーく」を殲滅するべく開発した、対「抱ーく」用兵器キカイ子。大人のおもちゃを買いに行ったまま全然帰ってこないショージョージ博士の行方を探すため、マサル子と共に旅に出ている。
博士が私怨で組み込んだプログラムにより、自身は「善」で「抱ーく」は「悪」と認識しているようだが、己の能力を金儲けに使い、「得」と思えば平気で「抱ーく」とも組み、人間に危害を加えることも躊躇せず、「損」と思えば能力が低下する「不謹慎な良心回路」を備えている。時々発作的に良心に目覚め、「抱ーく」に襲撃をかけたりする。
良心回路があまり良心的に作られていないのは、開発者であるショージョージ博士自身があまり良心的ではない人物だからであり、不完全だからというわけではない(れっきとした完成品である)。博士がどんだけ良心的でないのかは、娘のマサル子を見れば分かるであろう。
「抱ーく」がなぜ悪の組織なのか?どんな悪事をしているのか?といった細かい設定は、追々考えていくことにする。
キカイ子のデザインについては、キカイダーのデザインの完成度が非常に高いため、女体化以外にいじれる箇所は限られていた。そこで、キカイダーの面影を残し、なおかつ犬クンキャラとしてのオリジナリティーを持たせるデザインを模索するべく、幾つかサンプルを作ってみた。
そのサンプル第1号がこれである。
色気が全く感じられない、まるでガンダムのように無骨なキカイ子。一通り描き終えた後で「こんなのを毎回描いてたら死ぬ」と思い直し、ボツにした。
で、よりシンプルで女性らしい丸みを帯びたデザインにしようと思ったのだが、「機械が見える」キカイダーの魅力に「肌が見える」裏犬クンキャラのちょいエロ要素をどうやって融合させるかが最大の課題となった。
肌の露出度を高めてエロくしたい、でも肌だらけにしちゃったらロボットじゃなくなる、でも機械っぽくしちゃったらエロくない、でも機械を見せないとキカイダーじゃなくなる…と、悩みに悩んだ。
機械とエロの妥協点を追い求めて幾度か変更を加え、他者のアドバイスも受けながらようやく作り上げたのが、このデザイン。
基本デザインを決める目的でラフに描いたため、幾分幼児体型になっている。タガログ語レクチャーその132「ソントック」に登場したキカイ子が最終版である。
最初のデザインよりは可愛らしくなったものの、犬クンキャラには珍しく肌の露出度が低いため、一部の読者からブーイングをいただくこととなった。ガラス越しに下乳を拝めるようにしたのが、私にできるせめてものサービスであることを何卒ご理解いただきたい。
キカイ子とは対照的にジミーの肌の露出度が異常に高いのは、その反動かもしれない。
一方、こちらがキカイ子のライバルキャラであるハカイ子。キカイダーの強敵ハカイダーをモデルにしている。
以下、ハカイ子の基本設定。
ショージョージ博士が「抱ーく」の首領プロフェッサーゲロから金を貰って開発した、対「キカイ子」用兵器ハカイ子。発作的に襲ってくるキカイ子を迎撃するために組織された「抱ーくロボット軍団」のリーダーという地位を利用し、「抱ーく」の潤沢な資金を訳の分からないことに使っている。
頭に載せている脳みそは、ハカイ子曰く「ショージョージ博士の脳」らしいが、イラつくと相手に投げつけたりするようなので、実際のところは不明。素性の怪しい脳みそ同様、彼女自身も全くつかみどころのない性格をしている。
左足に銃らしきものを携帯しているが、現時点で使用しているところを見た者はいない。開発者の趣味を考えると、銃に似せた別の「何か」である可能性が高い。
この子も肌の露出が殆ど無く、やはり一部の読者のブーイングを拝聴することとなった。が、脳みそが見えてなきゃハカイダーじゃないのと同じく、黒尽くめじゃなきゃハカイダーじゃないとの理由から、現在のデザインになった。巨乳にしたのが、私にできるせめてものサービスであることを何卒ご理解いただきたい。
ハカイ子の人間態である「サブリーナ」(モデルはハカイダーの人間態であるサブロー)のキャラデザインは、まだ決めていない。ハカイ子が持つ「お嬢様的なキャラ」を継承させるか、もしくは全く別のキャラにするか、もしくは人間以外の生物にするか…目下様々な案を検討中である。
上記のキャラの考案に精も根も尽き果てたので、他のキャラはもう適当である。マサル子やアンドロギャルなどは、タガログ語レクチャーの下書きを描いている時に速攻で決めてしまった。
抱ーくロボットに至っては、プードル型ロボ「フードル」、サメ型ロボ「ザーメン」、コンドル型ロボ「コンドーム」など、ほとんど投げやりである。いいじゃん別に。どうせすぐキカイ子に壊されちゃうんだし。
マン子やハイヂ同様、キカイ子たちも今後犬クン村で大いに活躍してもらいたい…ってか、こんだけ労力をかけて考えたキャラだし!活躍させなきゃ「損」だし!(笑)
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