タハマリンとマホマナイ
ごきげんよう。クンクン博士じゃ。
タハマリン(Tahamaling)とマホマナイ(Mahomanay)は、共に山の動物の守護精霊じゃ。
タハマリンは赤い肌の女性、マホマナイは白い肌の男性の姿をしとるらしい。
こちらがタハマリン。
で、こちらがマホマナイ。
悪質なハンターや密猟者らから動物たちを守るのが彼らの仕事なんじゃが、動物を守る言うても、一匹も殺しちゃいかんっちゅーわけではない。然るべき供え物を捧げれば、制限付きで許可してくれるそうじゃ。タハマリンには、キンマの葉っぱを捧げると良いらしい。
山におるんじゃから、キンマの葉っぱくらい、わざわざ人から貰わんでも、いくらでも手に入りそうなもんじゃがな。どうせなら、フィリピンで売ってない輸入品にすればよいのにのう。ワシならバウムクーヘンを要求するところじゃ。
マホマナイへの捧げ物は…知らん。多分バウムクーヘンじゃろう。ワシに送ってくれれば、代わりに渡してやってもよいぞ。ヒヒヒッ
両者とも善良な精霊とはいえ、別に慈悲深いわけではない。特にタハマリンちゃんは気性が荒く、「不届き者」とみなした者を速攻で懲らしめちまうらしいので要注意じゃ。
彼らの怒りを買いたくなければ、山と山の生き物たちに敬意を払い、無用な殺生をせんことじゃ。
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