妖怪アンギータイ

ごきげんよう。クンクン博士じゃ。

アンギータイ(Anggitay)は、上半身が人間のオナゴ、下半身が馬の妖怪じゃ。

フィリピンメジャー妖怪の一人「ティクバラン」の雌バージョンと言われとるが、体の構造はかなり違う。ティクバランが馬の足2本で直立歩行するのに対し、アンギータイは足を4本持っとる。さらに、おでこにユニコーンのような角がついとるっちゅー噂じゃ。

こんな感じかの。

人間のオナゴのように、宝石を好むらしい。そういえば、同じ獣人のサランガイも宝石を耳にぶら下げとるな。ワシ的には、あんな石ころのどこが良いのかさっぱりわからんのじゃが。

フィリピンの迷信の一つに「晴れているのに雨が降る時は、ティクバランが結婚式を挙げている」っちゅーのがあるが、アンギータイはそんな気まぐれな天気の時に現れるそうじゃ。

今のところ、アンギータイが人間をたぶらかして喰っちまったとかいう話は聞かん。野原をパカパカ走り回って、飯食ってクソして寝るだけの無害な生き物と思われる。ただし、鋭い角と強靭な後ろ足を持っとるので、怒らせるとヤバイかもしれん。

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