2015年度犬クンカレンダー(フィリピン果物娘)

こんにちは。犬クン管理人です。

イラストでフィリピンの果物を紹介する2015年カレンダー!

私が小学生の頃に日本から赴任され、任期を終えて帰国された。今では日本のご自宅で隠居生活をされているらしい。

私の担任の先生だったこともあり、「とても可愛がってもらった」。絵を描くのも上手で、よく漫画チックな似顔絵をお描きになっていた。私が描くキャラの丸っこい輪郭は、先生の絵の影響を多少受けている。

帰国されて以降、長い間音沙汰がなかったのだが、今年ひょんな事から連絡手段が判明し、お付き合いを再開した。

で、先生が自作のイラスト入りカレンダーを作っておられると聞いて、ちゃっかり真似することにした。

以来、自作の犬クンカレンダーを先生にお送りすることにしている。今年のカレンダーは、今まで描いてきたフィリピンの妖怪たちのイラストを使った。

来年も妖怪カレンダー第2弾でお茶を濁そうと考えていたのだが、先生から「フィリピンの自然」というテーマを宿題にもらい、今までどうしようか考えていた。

先生は多分、懐かしいフィリピンの「南国情緒溢れる風景」を希望されていると思うのだが、ただの風景画では面白くない。

というか、そもそも私は風景画というのはあまり得意ではないのだ。MJSでは写生大会というのがあって、よくナヨン・ピリピノといった市内の観光スポットで、そこらへんにある建物を描いたりしたものだが、入賞した試しがない。

ということで、昨夜ようやく思いついたのが「フィリピンの果物を擬人化する」というものであった。題して「フィリピン果物娘シリーズ」。人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する「艦娘(かんむす)」のパクリである。

1月・2月:ランブータン

1~2月はランブータンにご登場いただくことにした。土壇場に描き上げたものなので、ヒネリのまったくない果物の説明など、やっつけ感が否めない(恥)。

ランブータンの画像ソース:http://khao-lak-magazine.com/eating-out/fruit/rambutan/

先生の予想を大幅に裏切ってしまったと思うが、「賢ちゃんらしいわ」と笑って許してくれるであろう。多分…許してくれますよね?…先生…?(涙目)

なお、カレンダーをご希望の方には、メアドをお教えいただければお送りする。もちろん無料である。

3月・4月:カラバオマンゴー

3~4月の「フィリピン果物娘」は、日本でも人気のカラバオマンゴーちゃんにご登場いただいた。

フィリピン産の日本での輸入量は年間1,733トン(2013年度)。マンゴー輸入先ランキング1位のメキシコに次いで多く輸入されているそうである(情報ソース:果物ナビ)。バナナやパイナップルと共に、フィリピンの経済を支える果物の一つだ。

甘党の私は、熟れ過ぎて外皮も果実もオレンジ色に近くなっているものが好きである。少し弾力性が失われてはいるが、この状態のほうが甘くてうまい。酸味が半端でないグリーンマンゴーは滅多に食べないが、私の妹が好物で、家の近くの売店でよく買ってきては、バゴオン(フィリピン産の塩辛)を塗りつけて食べていた。

さて、マンゴーちゃんだが、完熟マンゴーのような濃厚な色気を醸しつつ、グリーンマンゴーのようなあどけなさと頑固さを漂わせるキャラをイメージしてみた。セクシーに描き過ぎて、前回紹介した私の小学生時代の先生からドン引きされそうだが、次回の果物娘に更に過激なポーズをとらせることを目論んでいる私としては、ここで怯むわけにはいかない(震え声)。

「成熟と未熟の調和」ということで、マンゴーちゃんが着ているビキニの色に、完熟マンゴーの黄色とグリーンマンゴーの緑を交互に使ってみたら、なんだか初心者マークみたいになってしまった。(汗)。

マンゴーの画像のソース:
 完熟:Philippine Travel Blog
 未熟:Mangoes International!

http://www.lakbaypilipinas.com/blog/2006/08/18/guimaras-mango-cleared-to-enter-to-aussie-us-market/https://millancabia.wordpress.com/2012/06/14/philippine-mango-the-best-tasting-mango/

 5月・6月:ドリアン

「フルーツの王様」と言われるドリアン。フィリピンの産地ではミンダナオ島、特にダバオが有名である。

硬い外皮にびっしりと敷き詰められた鋭利な棘と強烈な腐敗臭。食べられることを頑なに拒んでいるように見えるこの果実は、硬派な外見に反してクリーミーな食感を持つ。甘美な味とされているが、人によって好みが分かれるようだ。

フィリピンを代表する土産品の一つとして、ドリアンのお菓子が売られているが、個人的には特段うまいとは思わない。「これがフルーツの王様?大したことねーな」が率直な感想である。もっとも、生のドリアンを食べたことがないので、偏見にすぎないのかもしれないが。

さて、5~6月の「フィリピン果物娘」にご登場いただいたドリアン姫だが、「攻撃性と高貴さ」をコンセプトにしている。首長の娘の温かく柔らかい身体を冷たく硬い防具で包み、両手には果実の代わりに古代の無骨な打撃武器「モーニングスター」を持たせてみた。

これは勿論、ドリアンの棘をイメージしてのことであり、決して「ギャップ萌え」を意識したわけではない(棒読み)。

背景のドリアンの画像ソース:e.g.YOLK

お尻を付き出した挑発的なポーズは、強大な敵を前に苦戦を強いられ、追い詰められたドリアン姫が、残る全ての力を振り絞り、今まさに彼女の最強にして最悪の必殺技「すかしっ屁」を繰り出そうとしている…という設定である(どこが高貴なんだか(^_^;))。これも言うまでもなく、ドリアンの持つ強烈な香りをイメージ化する真面目な試みであり、決してスケベ心で描いたわけではない(棒読み)。

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