今年の犬クンカレンダーの最後を飾るのは、サラダなどでお馴染み、栄養満点の「森のバター」アボカド。

 

ザラザラした外皮の感触から「ワニナシ」とも呼ばれるアボカドがフィリピンに入ってきたのは1890年頃らしい。当時フィリピンを支配していたスペイン人がメキシコから持ち込んだそうだが、本格的にアボカドが国内に普及したのは、アメリカの支配に入った1900年代からだそうな。今では全国各地で栽培されている。

 

緑色の柔らかい果肉は、果物のくせに甘みがほとんど感じられない。サラダに混ぜるのもわさび醤油につけるのもいいが、うちではアボカドを入れた器に砂糖とミルクを入れ、グチャグチャに混ぜて食べる。砂糖とミルクがアボカドのまったりとした独特な風味を引き出してくれるのである。溶けたバターのようにドロドロにすればするほど甘味が染み込むが、ある程度実を残しておくと適度な歯応えが楽しめる。

 

幼い頃、実家で雇っていたメイドさんが、うちの冷蔵庫と電気を使ってアボカドのアイスキャンディーをしこたまこしらえ、ご近所に売っていたが、これがとても美味しかった(ちなみに「雇い主の子ども」の特権は通用せず、しっかりと代金を取られた)。

 

肌に栄養としっとりとした潤いを与える効果があることから、フェイシャルパック、オイル、石鹸など、スキンケア製品にも活用されている。

 


さて、今回の「フィリピン果物娘」にご登場いただいたのは、とってもチャーミングな魔法使いアビーちゃん。「マハルキタ・マハルモアコ・ビリモアコニャン!」という謎の呪文を唱え、言い寄ってくる男子たちを「ミツグ・クン」という健康的で肌がスベスベの奴隷に変えてしまう。基本的に温和な性格だが、機嫌が悪い時に下手に話しかけたりすると、ワニのように噛み付いてくるので注意が必要だ。

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背景のアボカドの画像ソース:ウィキペディア ("Persea americana fruit 2" by B.navez - Own work. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons)

 

コンセプトは「神秘性と異質性」。熟したアボカドが持つミステリアスな紫色と、エイリアンを連想させる緑色から、パープルのコスチュームに身を包んだ魔女っ子という設定にした。実際、多くの植物が鳥や獣を惹きつける「エサ」に糖分を使うのに対し、アボカドは栄養分を使うなど、植物界でも異質な存在といえなくもない。手にしている魔法の杖は、アボカドの果実をシンボライズしている。


前回までの爆乳路線から貧乳路線に切り替えたのは、言うまでもなく「管理人様はおっぱい星人だったのです」という巷の誤解を解くためである(棒読み)。

 

というわけで「フィリピン果物娘」はこれでおしまいだが、気が向いたら他の果物娘も諸君にお披露目するかもしれない。

 

最後に、興味深いお題を提供してくださった私の恩師に感謝したい。

 

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