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カテゴリ: 犬クン日記
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去年の暮れに中国の武漢市で発生し、今やパンデミック(世界的大流行)状態の新型コロナウィルス感染症「COVID-19」。

 

感染力が強く、特効薬もないウィルスの拡散防止に世界中が取り組んでいる中、フィリピンも「強化されたコミュニティー隔離措置」という強硬手段に出た。

外出と商業活動が制限され、実施から2日目で早くも蓄えのない民衆が悲鳴を上げているようだ。

 

感染を恐れてマスクを着用し、イベントは次々に中止され、経済は停滞。感染者は増え続け、いつ終息するのかも分からない。

 

そんなみんなの不安に応え、COVID-19の脅威に対抗するべく、一匹の妖怪がツイッターで大活躍をしている。

こんな機会でもなければ話題に上がらないであろう、超マイナーな日本の妖怪、アマビエである。

実は、私もつい最近ツイッターで知った。

 

以下、ウィキペディアから抜粋。


アマビエ(歴史的仮名遣:アマビヱ)は、日本に伝わる半人半魚の妖怪。光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられている。

弘化3年4月中旬(1846年5月上旬)のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を現した。姿形について言葉では書き留められていないが、挿図が添えられている。

 

Higo Amabie.jpg
不明 - scanned from ISBN 4-7601-1785-7., パブリック・ドメイン, リンクによる

 

その姿は人魚に似ているが、口は嘴くちばし状で、目は菱形、黒目(虹彩)と白目があり、耳らしきものもある。髪と思しき直線的なものが頭部から伸び、その長さは体長に等しい。首から下には胴体があるが、鱗に覆われた魚体で、しかし、腕は見えない。

 

これは描き手の稚拙さによるものか、髪と思しきものに隠されているだけなのか、それとも本当に無いのかと、可能性は様々で全くの不明と言うほかにない。

胴体の下部、人間なら下半身にあたる部分は、尾鰭おびれのようにも足のようにも見える部位が三股に分かれており、体はその三股によってか波間で立ち泳ぎをしているように見える。

 

その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。

 

人魚か鳥か?はたまた鳥のコスプレをした人魚か?

 

いろいろと誤解を招きそうな曖昧な容姿を持つこの謎の生き物は、「疫病が流行ったら、自分の姿を描いて人に見せなさい」と、これまたファジーなアドバイスを残している。

 

アマビエを描いて人に見せたら、いったいどうなるのか?

 

行動だけを強いて見返りを示さずにさっさと海中に戻ってしまったため、肝心な部分が謎のままである。話の前後から「疫病をなんとかしてくれるんじゃね?」と推測するしかない。

 

アマビエといいノストラダムスといい、なんで預言者ってのはどいつもこいつもハッキリと物を言わないんだろう。

 

ともあれ、COVID-19が猛威を奮っている現状を受け、疫病退散を願うツイッター民が様々なアマビエの絵をツイッターに流し始めた。

 

かくいう私も、セルフィーの先駆けとも言えるナルシーなアマビエに興味を抱き、早速このビッグウェーブに乗ることにした。

オリジナルアマビエイラストの連作を作ることにしたのである。

 

 

題して「隣のアマビエさん」。

手始めに、シーズン1として6枚描いてみた。

 

(1)強要するアマビエさん。

ネタ元:

 

(2)描かせる相手を間違えたアマビエさん。

 

(3)釈然としないアマビエさん。

 

(4)現実を知ったアマビエさん。

セリフ内のイラスト価格情報は、ツイッターで拾った2020年3月現在の相場。

 

(5)神絵師に描いてほしいアマビエさん。

 

(6)神絵師に描いてもらったアマビエさん。

ネタ元:

 

現在、ツイッターにてシーズン2を連載中。

 

アマビエさんがCOVID-19をやっつけ、この騒ぎに終止符を打ってくれることを願って止まない。

 

 

空耳アワー的なアマビエさんのテーマ。

Imma Be by The Black Eyed Peas