ブラカン州プラリデルからマロロスに引っ越して来て、早くも3週間が経った。

 

引っ越した理由は、大家さんから「家を売ることにした」と言われたからだ。「出て行け」と言われれば出て行くしかない、借家人の悲しい宿命である。

 

引っ越し先は同じブラカン州のマロロス。表通りのマッカーサーハイウェイ沿いはけっこう活気があり、ブラカンでは結構名の通っている国立大学(BSU)もある。スーパーマーケットなども多い。

 

新しい我が家は、その大通りからかなり離れた、開発中の住宅地の中にある。開発中なだけあって、建っている住宅は皆新しくておしゃれだが、まだ空き地のほうが断然多い。

 

住人は少なく、閑散としている。通りの名前すらない。インフラもまだ完全に整備されておらず、屋根に無線ネット用のアンテナやケーブルテレビ用のパラボラアンテナを付けている家が目立つ。電力も非常に不安定だ。

その代わり、見渡しは良好で緑が多く、空気もうまい。住宅地内にある給水設備の利用者がまだ少ないためか、水道の水圧は強い。夜になると、ただでさえ人通りの少ない道から人影が途絶え、とても静かだ。

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8日にあった皆既月食では、時折雲に邪魔されたものの、フルスクリーン状態で美しい光景を満喫した。

 

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近くには川もあり、魚釣りが楽しめそうだ。実際、庶民の食卓でお馴染みの淡水魚テラピアが結構いるらしい。

 

テラピアだけでなく、昆虫や爬虫類、両生類も多い。夜になると、窓から蛾やカナブンが迷い込んでくる。未確認だが、ヤモリの中でも大型で気性の荒い「トゥコ」(トッケイヤモリ)も生息しているようだ。たまに「トッコー、トッコー」と、やたら耳につく鳴き声が聞こえてくる。

 

余談だが、トゥコは「鳴き声が大きいほど遠く、小さいほど近くにいる」と言われている。確かに、目の前にいるんじゃないか?と勘違いするくらいはっきり聞こえるのに、どこにもいない。

 

クンクン博士が紹介している妖怪たちの中に同じような鳴き方をするヤツがいる(ワクワクなど)が、昔の人は「声はするけど姿は見えない」このヤモリの不気味な鳴き声から、恐ろしい妖怪の姿を連想したのかもしれない。

 

さて、新しい我が家となったこの家、「一戸建て、3部屋、犬OK」と、私が設定した条件をほとんどクリアしているのだが、残念なことに塀がない。なので、今までのように犬達を放し飼いにするわけにはいかず、毎日朝と夕方に6匹の愛犬を散歩に連れて行かなければいけなくなった。

 

早朝6時頃から一匹ずつケージから出して近くのトイレ(空き地に囲まれた袋小路2~3箇所を犬用のトイレにしている)に連れて行き、出すものをさっさと出させてから、そこらへんをウロウロしてケージに戻す。これを6回繰り返した後、エサと水を与えてからトイレに戻り、う●この始末をする。

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快便中のぱうぱう(♂)。

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べっつぃー(♀)

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 ぶらうにー(♂)

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じゅにあ(♂)

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ダーリン(♀)

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クリスタル(♀)

 

交通の便やインフラに難があるが、のどかでノスタルジックな雰囲気が気に入っている。