こんにちは!ケンちゃんです!

 

フィリピンが世に誇る、ビコール地方アルバイ州にある美しい山、マヨン火山。

 

高さ2,462メートルのほぼ完璧に近い円錐の形を持つこの活火山は、その美しい容貌とは裏腹に今まで50回近くもの噴火を記録しており、何人もの犠牲者を出し、幾度か周辺の町を地の底に埋めてきた自然の脅威です。つい最近も噴火の兆しを見せ、政府が住民に警戒を呼びかけました。

 

その美しさから、マヨンちゃんにまつわる数々の伝説が残っているそうですが、それは後でクンクン博士に教えてもらうとして、ここではマヨンちゃんのおっかない活動の軌跡をちょろっと辿ってみましょう。

 

記録に残っている最初の噴火は1616年だそうですが、めちゃくちゃ破壊的だったのが1814年の2月に起こったもの。火口からもくもくと噴出したどす黒い火山灰とテフラ(火山砕屑物(さいせつぶつ))がカグサワの町を埋め尽くし、かろうじて地表に残ったのは教会の鐘楼だけ、という状態になっちまったそうです。この噴火により、2,200人もの尊い命が失われたといいます。

 

最も長い間続いたのが1897年6月に起こった噴火。マヨンちゃんは7日間ぶっ続けで噴火を続け、火口からあふれ出てきた溶岩が、バカカイの町を地表から15メートル先の地の底に追いやってしまったそうです。

 

1984年に起きた噴火では、政府の事前の警告に従って7万人以上の住民が安全地帯に避難していたため、死傷者はなかったとのこと。よかったね♪

 

でも、1993年に起きた大噴火では時速100メートルを優に超えることもあるという火砕流(かさいりゅう)が一気に山を流れ下り、主に農民の人たち77人が逃げ遅れて犠牲になってしまったそうです。

 

今のところ、2006年8月に起きた噴火が一番新しいものとされています。噴火による直接的な犠牲者はありませんでしたが、11月末に台風が引き起こした火山泥流(ラハール)がレガスピ市の郊外にあるパダンの村を地図から消し去り、分かっているだけでも1,000人もの村人たちの命を奪ったということです。

 

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By Tomas Tam, Attribution, Link